にきびとストレスとの関係
にきびの原因の1つとして考えられるものは、ストレスです。ストレスによってホルモンバランスの崩れが、にきびができてしまいます。
例えば、仕事や人間関係によりストレスがかかると男性ホルモン分泌が上昇し、皮脂の分泌が過剰になります。皮脂分泌が増加すると、管状の毛穴の内圧が上がってふくらんでしまいます。その状態でいつまでも皮脂が詰まっていては問題があるので、細胞はリパーゼという酵素を生産して皮脂を遊離脂肪酸に分解します。遊離脂肪酸によって分解されれば、詰まっていた皮脂はなくなり内圧が上昇することはなくなりますが、遊離脂肪酸の毒性のために皮膚を刺激して破壊してしまいます。
また遊離脂肪酸は、皮膚に存在するリンパ球を活性化して、活性酸素を排出します。活性酸素の刺激で皮膚の炎症を起こし、赤にきびへと進展するひとつの原因と考えられます。炎症を起こしたにきびは、皮膚の深層部分にある真皮層の組織まで破壊し、にきび痕が残りやすくなります。
つまり、にきびは皮脂の分泌過剰をきっかけに発症する病気と言えそうです。皮脂分泌を抑制し、活性酸素を減らすのに有効な成分として、ビタミンCやフルーツ酸などが挙げられます。またストレスに対抗するように神経細胞を活性化させるビタミンB群もにきびには効果的です。
ストレス解消でにきび予防
にきびには、毛穴の詰まり以外にも色々な原因が考えられますが、アドレナリンの急上昇により男性ホルモンのアンドロゲンが過剰分泌となり脂性肌に傾くことでできる、すなわちストレス性のにきびが多くあります。アドレナリンは精神的に興奮状態になったときに急上昇するホルモンの一種です。
現代のサラリーマンは、職場の人員削減などにより仕事量が増加し、仕事に追われてアドレナリンが大放出しっぱなしという働き方をしている人が増加しています。それに加えて仕事の疲労によって免疫力が低下していたり、ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まりやすくなっていることもにきびができるきっかけになっています。にきびを作らないためには、これらストレスをためず、うまくストレスを解消させる方法を身に付けなければなりません。ストレス管理は、にきびを予防するために非常に重要なものなのです。現代ではストレスを避けて生活することはまずありえません。
避けられないのならば、上手に自分でストレス解消していく方法を見つけましょう。まず生活習慣ですが、質の良い眠りにつき、時間は短くても、とにかく深く眠ることです。そして適度な運動を生活の中に取り入れて実践することです。深く眠るためにも、運動で体を適度に疲労させておきたいものです。体を動かさないと、夜に眠くならず気がめいってストレスになることもあります。生活の中の工夫として、アロマテラピーなど香りを取り入れることをお勧めします。部屋に香りをたいたり、入浴時に好きなアロマオイルをたらしてみるのもよいでしょう。香りによって気持ちが癒され、リラックス効果が期待できます。