大人にきびの原因
学生時代の青春のシンボルである思春期にきびは、皮脂分泌が活発になることによって起こり、多くは顔に出現します。しかし思春期を過ぎ、大人になってから出来るにきびは顔ばかりでなく、背中などにも出てくることがあります。
30〜40代の方がこのような大人にきびに悩まされ、皮膚科を受診する場合が増加しているようです。これら大人にきびも毛穴がふさがって中に皮脂が詰まってしまうことで起こることに変わりはないのですが、単純に皮脂の分泌量が増加したから、では片付けられない原因があることが多いのです。
大人にきびの発症には、例えば、次のような原因が考えられます。生活リズムの乱れ、ストレス、食生活の乱れ、喫煙、睡眠不足、身体疲労、お肌に合わない化粧品の使用、間違ったスキンケア、紫外線など、これらの要因が複雑に絡み合ってにきびができ、アクネ菌が増殖することで炎症を起こしてしまいます。大人にきびを進行させないようにするには、洗顔、保湿などの毛穴をつまらせないためのスキンケアなどによって炎症を抑制することに加え、ホルモンバランスを崩さないように整える必要があります。
そのためには毎日の生活習慣や食事内容を見直したり、体調を整えることが大切になります。毛穴で起きている炎症を抑制するだけでなく、原因を調べて見直さなければ根本的なにきびの治療にはならないと思います。
大人にきびの解消
大人にきびを作らないためには、まず皮脂で毛穴を詰まらせないこと、そしてにきびができにくい体質を保つことです。にきび体質を改善していくには、食事や生活リズムなどの生活習慣を変えていく必要もあります。
まず食事に関してですが、糖分を減らすことに気を使いましょう。糖分は、その分解のために大量のビタミンB群を必要とします。ビタミンB群は、皮脂を分解するのに必要なビタミンのため、ビタミンB群が消費され不足すると、皮脂が十分に分解されず脂性肌に傾いてしまい、にきびができやすくなります。糖分より油分を気にして油抜きの食事をする方もいますが、食事で摂取する油分はにきびに影響を与えることはほとんどないと言われます。チョコレートやピーナッツなども、それを食べたからにきびができる、というはっきりとした報告はされていないようです。
しかし、人はそれぞれ体質も違いますので「これを食べるとにきびができる」と自分で感じているものは、控えたほうがいいと思います。
次に水分に関してですが、よくダイエットなどで一日に2〜3リットルも飲む方がいま
すが、やはり飲み過ぎはよくないようです。排出できなかった水分が、むくみとなってからだに残ってしまいます。むくみは、水分過剰になって免疫力が低下し、細菌感染しやすくなります。にきびもアクネ菌などの細菌感染であるため、当然むくみはにきびにも悪影響となります。すっきりと排出できる水分量を補給しましょう。
サプリメントは、食事で完璧な栄養が摂取できないなら、必要に応じて利用していきましょう。にきび対策として必要なのは、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、抗酸化作用とエネルギー補給のためのコエンザイムQ10、αリポ酸、ビタミンEなどです。サプリメントを上手に利用して、大人にきびの解消していきましょう。